数日後、纱和のもとに利佳子から电话が入る。利佳子も男に振られてしまったのだという。纱和は、周囲に不伦がばれてしまえばすべて终わりなのだから、上手くいかなくてよかったのではないか、と利佳子に告げた。それに対して利佳子は、ばれなければいいのなら、ほんの少し行动に気を付ければ大丈夫だと返す。妻の外见の変化にも気づかないような夫が心の変化に気づくはずはない、というのだ。利佳子は、自分を见てくれる人がいなければ何のために生きているのかわからない、と言うと、纱和も同じ気持ちのはずだ、と続けた。纱和は、利佳子の言叶を否定し、もう二度と北野にも会うつもりもない、と言って电话を切った。
纱和がパートをしているスーパーでは、七夕饰りの准备をしていた。智也(渊上泰史)は、利佳子が早く夫と别れるように、と短册に书くと、纱和にも何か书くように勧めた。纱和は幸せそうに见えない、というのだ。